DVについての相談は、基本DVの被害者側からDV男と別れたい、どうにかして欲しい。という相談内容になる事が多いんですが、今回弊社に既婚者の『DVの加害者』から離婚を回避したい、復縁したいという相談がありました。
被害を受けた側ではなく、DVを行った加害者です。
DVの被害者は家を出てしまっているケースが多く、警察や自治体の協力を得て、シェルターなどに身を隠しているため、どこで生活しているのか?が全く掴めない事がほとんどです。
奥さんと子供は家を出て、離婚調停を起こされているとの事ですが、当たり前ですよね。
奥さんと子供は完全に離婚に向けて行動している事がわかります。
離婚調停になった場合、直接相手とは会話が出来なくなり、代理人を通して間接的でしか会話ができなくなりますから、自分の想いを届ける事が出来なくなりますよね?
DVで奥さんを苦しめた事、暴力を振るったを加害者の相談者が真摯に反省をしている事が大前提の条件にはなりますが、もう一度だけ奥さんにチャンスをもらえるように心理誘導していくしか方法は皆無ではないのでしょうか。
勿論、復縁工作で弊社に依頼した場合は有料のサポートとなりますけど、相談者は、奥さんが家を出て、離婚調停の申し立てをし調停で戦おうとしているのに、全く危機意識がないようで、相談者は、「まだ調停中なので最悪の事態ではないと思います。最悪の事態に備えてお金は使いたくありません。その料金を別居している妻や家族に生活費を上乗せして渡した方が良いんではないかと思います。」といいます。
既に、最悪の事態になっている事に気付いてないんですか!?嫁は家を出て調停を始めようとしているんですよ!?
調停が不成立になれば、今度は裁判へと続くわけです。離婚裁判に進ませないよう工作にて動くわけですから、離婚を回避する事に繋がってくるのであって、今の状況は離婚へまっしぐらの事態なんですよ。
相談者の勘違いは、”別居している妻や家族”ではなく、”逃げ出されてしまった妻や家族”です。
であれば、復縁したいなどとは言わずに、即離婚に応じて、養育費・慰謝料を沢山払ってあげて、開放してあげればいいじゃないんですか?
奥さんにとっては、相談者と復縁など論外で、一日でも早く離婚したいとしか考えておりませんから。
奥さんに暴力を振るって逃げ出されたうえ、調停を申し立てられている事態が最悪の事態ではない!と言い切るあたり、現実を直視し出来てない事がよーくわかります。
そもそも、依頼をお請けするにあたり反省が大前提といいましたが、相談者にはDV振るって家族に苦痛を与えてきた過ちすら考えになく、復縁する事ばかりで反省の欠片も見えません。
「大前提として反省は深くしています。反省とはなんでしょうか?反省の正解とは何ですか?活字ではわかりませんよね?」
相談者が言い放った最後の台詞です。
真摯に反省している人であれば絶対に口にすることがない言葉を逆切れ気味に言ってくるわけですから、間違いなく反省はしていませんし、反省している人の言葉ではありません。
女性や子供に暴力を振るうような相談者であり、心からの反省が見えないわけですから、話になりません。
人の痛みがわからないような人の依頼を弊社でお請けする事はありませんし、ご自身では気付く事はないと思いますから、一刻も早く離婚に応じ、奥さんの要求をのんで開放してあげてもらいたいものですね。