元カノさんから警察を呼ばれ、接近禁止になってしまいストーカー扱いされた方からの相談者です。
弊社の相談の中には、なぜそれがストーカーなのか?と首をかしげてしまうようなお話が多くあります。
先に警察に相談されてしまえばストーカー扱いされてしまう?相談した者勝ち!?
そんなバカなとお思いでしょうが、実際にバカげた話しがまかり通ってしまう時代なんですね。
我々も相談に乗っていて、相談者の肩を持ちたくなる時があります。
あくまで、相談者の一方的な話しではありますから、どこまでが真実なのかは判断は難しいのですが、話していれば、この人が嘘をついているのか否かくらいはわかってくるものです。
元カノさんは、精神的な部分で疾患をお持ちだったという事で、感情の起伏が激しく、いきなり怒ったり騒いだり、支離滅裂な事を言ったり、あるいは自殺をほのめかしたりと、情緒不安定な女性だったと語っておりました。
そんな女性でも、相談者は愛情持って付き合っていたところ、何の前触れもなく、別れようとのLINEがきたといいます。
「もう付き合ってられない、連絡してこないで」と。
一方的な別れのLINEの別れ話しに彼氏である相談者は、『えっなぜ?』となるわけです。
何の理由もなく別れを告げられる人は少なくありませんが、別れを告げる側には、伝える事の出来ない事情というものもあるかとは思います。
その事実を告げる事で自分が悪者になってしまうかも…相手を傷つけてしまうかも…
色んな理由があるのかもしれませんが、いきなり別れ話しをされる相手の立場になって下さい。
理由、原因を伝えてあげるのがけじめであったりわだかまりなく次のステップへ進める事になるのではないですか?
ですので、なぜ別れたいのか?別れを決断したのか?の理由をきちんと告げてあげる事は必要なのではないのでしょうか。
相談者も、精神疾患の彼女を放っておけるわけありません。
もちろん別れ話された理由もわからない事もありますが、まずは彼女の事が心配なわけです。
LINEをしても未読スルーで返答はなし、電話をしても出ない、
仕方なく、自宅の方に様子を見に行くわけですが、仕事なのか帰宅していなかった為に、彼女の好きな食材を買いドアの所に置いて帰るわけです。
翌日、警察から連絡が来て事情を聞かせてほしいと呼ばれたらしく、警察で聴取されて初めてストーカー扱いされている事を知るわけです。
本人としては、全く身に覚えのない話しです。
確かに、一方的にLINEで別れ話をされた事実はあります。
が、別れたわけではないんです。
後に彼女の家へは行っているが、あくまで、彼女を心配し様子を見に行ったついでに食材を家に置いてきただけの話しなんですね。
警察で事情聴取を受けるはめになったわけですが、警察の方は、相談者の言う事には一切耳はかさず、完全なるストーカー扱い。
今後二度と彼女に近づかないようにとの念書を書かせられ、今度接触を試みたりしたら逮捕するとの警告を伝えられたという結果になってしまいました。
このように、謂れのない事実で不当な扱いを受けることがあるようで、
被害者面して、何食わぬ顔で人の人生を狂わせる人は少なくないんです。
あってはならない事ですが、これが現実です。