関西在住 30代 会社員
出会いアプリ
結婚前提で交際
交際約1.6年
彼氏実家住まい
「彼と妻を別れさせたい」
この女性とは何度もヒヤリングを行いました。
依頼の決心が固まるまでに数ヶ月もの期間を要した事は必然だったと思いますが・・・。
結婚していたのではなく、付き合っている時に結婚し子供もいると第三者に聞かされた時は、聞かされた本人は半分パニック状態なわけです。
友達等の間接的な話ではなく、結婚の約束をして現在付き合っている彼氏の話なのですからパニックにならない方が不思議です。
依頼者は当然彼氏を問い詰めるわけですが、彼氏は都合の悪い事は、話を濁したりダンマリで聞いても答えてくれないという繰り返しのようです。
嫁と子供がいるのに、依頼者に対して「愛している」「好きだよ」と、どの口が言っているのか?と聞いていて呆れるといいますか、この男に怒りさえおぼえます。
依頼者は、いい加減な男に翻弄され振り回される結果となり、ジレンマに陥ってしまうわけです。
この状況になっても依頼者は『彼の事を信じています』といいます。
信じてますと言ってはいますが、彼女の中では”信じたい”というのが本音であって不満しかありません。
それはそうです。
彼女を騙していたわけですし、実家暮らしと言っていた彼は、結婚し子供もいて新居で家族3人仲良く暮らしているわけですから。
毎日毎日、LINEや電話で彼に対して不満をぶつけます。
彼女「私は愛人なんだよね?」
彼氏 無視
彼女「私の事どうでもいいんでしょ!?」
彼氏『そんな事ないよ』
彼女「奥さんの事愛しているんでしょ!?」
彼氏 無視
彼女「私の事どう思っているの?」
彼氏『愛してるよ』
彼女「いつも私から言って、自分からは絶対好きとか愛してるって言ってくれないじゃない!」
彼氏『好きだよ』
彼の、のらりくらりと誤魔化す性格が頭にくるんでしょうが、質問しても説明を求めても、都合の悪い事は無視する始末。
彼は悪びれずもせずにどんなに責められても彼は嫁の事は触れようとせずスルーしつつ、「君を愛している」「好きだよ」などと彼女の機嫌を損ねないように気を遣ったような返信をするわけです。
彼女から想いを綴った長文LINEについても、「好きだよ、愛してる」の一言、二言で終わらせたり、あるいは未読スルーし次の日何事もなかったように「おはよう」と挨拶を繰り返す日々。
一人の女性を苦しめているわけですから、彼が責められるのは当然といっちゃ当然ですがね。
毎日繰り返しこのようなルーティーンなんですよね。
こうなると彼女からはネガティブな発言しか出てきません。
「もう諦めようかな。彼は結婚してるし、私は愛人だからね」
ただ、この言葉はその場しのぎで言っているだけであって、愛人で終わろうとは少しも考えていません。
が、ある時から何の心境の変化なのか、なんと、「愛人のままでいいで付き合っていきます」と!!
幸せになってもらいたいものです。