結婚十数年、3人の子宝にも恵まれ幸せな生活を送っていたある家族に、突然家庭崩壊の危機に迫る問題が勃発し、どうしていいかわからず当事者である旦那さんからご相談を頂きました。
今年の夏頃までは、結婚当時から変わりなく夫婦円満でいたとの事なのですが、季節が秋にさしかかろうとした頃、ある出来事が起こり、この出来事がキッカケで嫁が家を出て別居状態。
旦那の母親が同居していたので、嫁は母親に対し『子供はあずけていく。旦那がお酒をやめたら帰ってくる』と告げて家を出て行ったとの事。
おやっ?まさかこれは相談者がお酒で失敗したケースかな?との疑問を抱いたのは言うまでもありません。
数週間後、嫁の代理人から離婚調停の申し立ての書類が届く。
年末に調停が開始される予定だという。
基本的に離婚調停は、協議、つまり話し合いでお互い合意しないで決裂した場合に調停という運びになるはずなのですが、今回の相談者の話によると、嫁は何の前触れもなく話し合いすらないままいきなり家を出てまい、調停申請されてしまったと言います。
話を戻しましょう。
嫁が母親に残した「酒をやめたら帰ってくる」という台詞です。
担当者『お酒で何か問題でも起こしたのですか?』
相談者「お酒じゃなく、夢遊病なんです。トイレじゃない場所で用を済ませたみたいで・・・」担当者『お酒は関係ないのですか?』
相談者「えぇっと・・・その日お酒は飲みました・・・。お酒が原因かどうかはわかりませんが、その日に夢遊病でどうやらトイレではない場所で粗相してしまったようです・・・」。担当者『お酒を飲むと、夢遊病の症状が出てトイレではない場所でしてしまうんですか?結婚して数十年これまでも同じ様な事あったんでしょうか?』
相談者「はい・・・なかったとは言いませんが・・・ありましたね・・・」
夢遊病とお酒との因果関係は私にはわかりかねますが、少なからずお酒が原因になっている事は否めません。
確かに、家族としては飲酒したあげくトイレではなく玄関や居間で用を足されてしまってはたまったものではありませんが・・・。
翌日、嫁から注意を受けると、相談者は「俺はやってないよ!」と怒鳴ったら、その後口を聞いてもらえなくなったとの事です。
いやいや逆切れはよくないでしょう?
間違いなく相談者が起こした問題なのですから、逆切れしてどうするんですか!!
と声を大にして申し上げたいですが。
確かに夢遊病は本人には自覚がないので仕方がないのですが、以前にも同じような事があったんですから間違いなく相談者自身がまいた種です。
素直に謝っておけば、別居もなく以前のように家族仲良く生活できたものを・・・。
残念です。
と思ったら、相談者が「嫁は美容関係の仕事をしていて、そこのマスターと怪しい関係じゃないかと踏んでいるんですよ」
これまでの夢遊病の話はなんだったんでしょう・・・。