既婚者を離婚させる事が、そんなに難しい事ではないとお考えの人がいるようです。
しかも、配偶者である奥さんより、自分の方が愛されていると大きな勘違いをしている方も少なくないようです。
既婚者と不倫している人は、自分が不倫相手である事に我慢ができなくなってくるんでしょうか?
それとも、別れたい、離婚したいと、不倫相手が考えてくれていると思っていると考えているんでしょうか?
『離婚させたい』という願望と、実際に『既婚者を離婚させる』ことは全く違うんです。
会社の先輩である既婚男性と1年半以上不倫関係にありますが、彼の奥さんと別れさせて欲しいです。
彼と不倫関係になったのは、彼が入籍してから1ヶ月前後です。
彼が言うには、奥さんとの仲はそんなに悪くないけど、夜の営みは全くないと聞いていますから。
費用もそんなに出せませんが、リスクなく一刻も早く別れさせて頂けますか?
相談者が言うには、不倫相手の先輩は奥さんと『夜の営みがない』という部分を強調して、奥さんとは仲は悪くはないが、性的な部分を求めていないからこそ、不倫相手である私の方が愛されていると勘違いしている様子が伺えます。
我々も、様々な既婚者の不倫の相談や案件を扱ってきていますが、夜の営みがあるかどうかについては、正直な話、殆どの不倫している既婚者は、不倫相手に対して「妻との夜の営みはない」という風に告げるものですよ。
何故ならば、不倫なのですから、妻とも夜の営みがあると伝えるたとすると、嫉妬されたり、喧嘩の原因になりかねませんし、安心させる為の口実でしかないんですよ。
「仲が悪くない」という事は夫婦生活はうまくいっているという事にもなり、夫婦生活がうまくいっているという事は、夜の営みも少なからず関係してきます。
つまりは、不倫側である相談者は、不倫相手から言われることを鵜呑みにして、自分の良い様に解釈しているに過ぎません。
簡単に「リスク無く別れさせていただけますか?」と簡単に仰いますが、不倫相手の奥さんとの夜の営みがないというその場しのぎの話を真に受けて、真実がわからない状況で工作を実行したところで、工作が失敗することは目に見えています。
別れさせ屋だからといって、夫婦を別れさせる、離婚させることは簡単ではありませんよ!!
別れさせる方法がないわけではありませんが、時間が掛かることは当然ですし、費用も安くはありません。
費用をかける事ができない、時間もかけれないとなれれば、リスク回避することを考えずに、ご自身で、この難局を乗り切るしかありません。
リスクを背負いたくないというのであれば、他人の人生に深入りする事はしないほうがいいのでは?と思いますが・・・。