「ネットで調べて電話したんですが…復讐みたいなことやってますか?」
深夜に相談窓口に1本の電話が掛かってきました。
復讐とは穏やかではないですよね?何があったんでしょう?
まずはお話を伺うことにします。
しかし、まぁ早口過ぎるのと、声がこもっているのか?で何を言っているのかがごにょごにょ聞こえてしまって相談内容が把握しずらくて困ります。
「あのですね、私の部屋にですね、%△#?%◎&@□!。それとやね、あと、バイクのマフラーを壊されたり◎&@□!%△#?ですわ、%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!、私の住んでいるマンションには防犯カメラがないので誰だかわからないんですわな。」
『すいません、聞き取れないのでもう一度お話してもらえないですか?もう少しゆっくり話ししてもらうことできますか?…』
仕方がありません。
早口なうえ聞き取れないのですから、相談者の話を理解する為には心苦しいですが聞き直すしかありませんよね?
「私の部屋にですね、空き巣が入られたんですよ。あと、バイクのマフラーを壊されたり、%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!」
空き巣に入られた事と、バイクのマフラーを壊されたという事は理解できました。
空き巣に入られ、バイクを壊されたのであれば、それは立派な犯罪ですからね。警察に通報するべきですよね?
と、相談者にと質問しました。
「警察には話ししました。でも%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!なんですわ。」
また聞き取る事が出来なくなってきました…。
警察には話したようです。通報したのであれば、きちんと捜査してくれたのでは?と聞き返すと、
警察に言ったんだけども何もしてくれなかった?みたいな返答。
空き巣に入られ、バイクを壊されそれを警察に通報したならば捜査しないわけわけないんですがね…
何か話が不自然でしかありません。
再度尋ねてみました。
「あっ、弁護士さんですよ。%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?弁護士に相談したんですわ!」
警察ではなく弁護士?
なぜ弁護士?何を弁護してもらう事があるのか?
『弁護士さんと話しても犯人わかりませんよね?何故弁護士さんなんですか?犯人は誰だかわかっているんですか?』
すると、犯人は隣に住む住人だといいます。
最初に、防犯カメラがないから誰だかわからないと言っていたはずですが忘れているんでしょうかね?
ますます、この相談者の言っている事の信憑性が疑われます。
犯人がわかっているんであれば、警察に逮捕してもらえばいいはずなんですがね?
「隣の住人が、%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!私の周りの人に色んな事を吹き込むんです%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!%△#?%◎&@□!」
今度は違う話になってきているようです。話が変わっています。
話している途中で遮ってしまうのはしのびありませんが、聞きなおすしかありませんから、再度聞きなおしたところ、
逆切れしてきましたが、罵声に関してはよーく聞き取れ理解できたんですよ。
感情的になると滑舌良くわかりやすくなるものなんでしょうかね?不思議です。
最初からわかるように説明してもらえれば、こんな事にはならなかったんですけどね。
幾らなんでも、滑舌の悪さを棚にあげく逆切れされ罵声浴びせられる謂れはありませんよね?
ただし、感情的になるのもそれもまた大人げありませんし、平常心で相談者に丁寧に説明するわけです。
「◎&@□!%△#?%◎&@□!◎&@□!%△#?%◎&@□!」
ちょっとよくわかりませんが…。
何とか相談者も落ち着き理解してもらったようで、後日もう一度連絡をもらう事にいたしました。
それにしても、このわけのわからない相談はなんなのでしょう?
復讐と仰ってましたが、一体弊社に何の目的で電話してきたんでしょうかね。
とりあえず、この男性からの電話を待つこととしましょう。