言葉使いが悪かったのか?
自分が何か悪い事を言ったのか?
何を言ったか覚えてはいないが、「それは言葉の暴力だ」と言われたことに憤慨し相手を責めたてる。
これって、”逆切れ”という言葉以外で表現はできませんよね?
『言葉の暴力』と言われた相手が感じたわけですから、言った本人が嫌悪感を示す言動をしてしまった事は否めないんです。
しかしながら言った側は、相手に嫌悪感を感じるような事を言ったのかさえ自覚がないわけです。
自覚がなければどうにもなりません。
言われた側からの最後の言葉として、「言った方は言った事はわかってないはず。だから別れます」
「振った側が逃げるのも変ですが、逃げるしかないから私が逃げます。自分とは生き方が違うので」と言われたとの事
まさかこんな結果になるとは思ってもなかったんでしょう。
すぐに謝罪のLINEを送ったとの事ですが、その後LINEがブロック、電話は着信拒否、SNS含めすべての連絡手段を遮断され交際は終了。
まさかの出来事に、連絡がつかない状態なわけですから、家に行くしか方法がないため謝罪しに行ったわけですが、本人不在。
2年間SNSで交流を続けてきて、交際にまで発展したと思ったら、”言葉の暴力”によってたったの3ヶ月で振られる事になるとは、当の本人は思ってもみなかったことでしょうね。
逃げられた本人は、結婚を考えていた相手だったとの事で、自分自身でできることはなくなんとか関係修復したいとの事で弊社に相談にきたわけです。
話を聞いてみても、相談者本人には悪びれた様子はなく、何を言ったのかさえ認識ないようなんです。
不快な会話ややりとりすべてが『言葉による暴力』というわけではないとは思うのですが、
『言葉の暴力』
と相手が感じているわけですから、相手にとっては許されない言葉だったのでしょうね。
好きな人と一緒にいるはずなのに「怖い」「辛い」「不愉快」と思うのならば精神的に暴力を振るわれているのと変わりありません。
言葉の暴力を振るった当の本人は、『何を言ったのかは憶えていない』と言っておきながら、彼女が去っていた現実を受け入れられなかったのでしょう。
謝罪のLINEを送ったとの事ですが、『言葉による暴力』の自覚がないのに何に対して謝罪したのでしょうか?
彼女からは連絡先を遮断されてしまったことに慌てて彼女の自宅へ向かうが留守。
逆に彼女さんが在宅していなくてよかったのかもしれません。
このケースですと、ストーカー扱いされ”警察に通報”という事になりかねませんからね。
警察が介入し接近禁止となった場合、弊社でも依頼は請けれなくなります。
自分の言動のせいで相手が傷ついているという事をしっかりと認識する必要があるのではないでしょうか。