別れさせ屋への依頼そのものが、直ちに違法になるわけではありません。
しかし、別れさせるために行われる「工作の内容」次第では、明確な犯罪行為に該当します。
問題なのは、依頼者自身が
「何が違法で、何が合法なのか」
を正確に理解しないまま、業者の提案を受け入れてしまうケースです。
本記事では、
- 違法な別れさせ工作とは何か
- どこからが犯罪になるのか
- 依頼者が共犯とみなされるリスク
- 違法提案をする業者の見抜き方
を、実務視点で整理します。
違法な別れさせ工作とは何か
違法な別れさせ工作とは、
法律に触れる行為を前提、または含んだ形で
対象者やカップルに接触・干渉する手法を指します。
重要なのは、
「別れさせたい」という目的があっても
違法行為は一切正当化されない
という点です。
明確に違法となる別れさせ工作の例
以下はいずれも、別れさせ工作の名目であっても犯罪行為に該当します。
脅迫・恐喝を用いた工作
- 別れないと不利益があると示唆する
- 家族・職場・周囲への暴露を匂わせる
➡ 脅迫罪・恐喝罪に該当
ストーカー行為を前提とした接触・監視
- 無断での張り込み・尾行の常態化
- 拒否されているのに接触を続ける
➡ ストーカー規制法違反
なりすまし・詐欺的接触
- 別人になりすまして接触する
- 虚偽の身分・経歴で信頼を得る
➡ 詐欺罪・私文書偽造等のリスク
不法侵入・盗撮・盗聴を伴う調査
- 無断で敷地・建物に侵入
- 許可のない撮影・録音
➡ 住居侵入罪・迷惑防止条例違反 等
虚偽情報を流布して関係を破壊する行為
- 事実でない浮気・犯罪の噂を流す
- 周囲に虚偽の告発を行う
➡ 名誉毀損・信用毀損
依頼者も「共犯」とみなされる可能性
違法な工作を提案され、それを了承・依頼した場合、
実行者だけでなく、依頼者自身も共犯と判断される可能性があります。
よくある誤解が次です。
- 「業者が勝手にやった」
- 「詳しい内容までは知らなかった」
しかし、
- 依頼の目的
- 打ち合わせ内容
- LINE・メールのやり取り
などから、違法性を認識していたと判断されれば責任を免れません。
違法な提案をする業者の典型的特徴
以下に当てはまる業者は、極めて危険です。
- 違法性について説明しない
- 「バレなければ問題ない」と言う
- リスクの話を極端に軽視する
- 具体的手法を意図的に濁す
依頼者を守る意識がなく、トラブル時は切り捨てる業者である可能性が高い。
安全な別れさせ屋との決定的な違い
信頼できる別れさせ屋・復縁屋は、必ず次を行います。
- 違法行為を明確に否定する
- 出来ないことをはっきり伝える
- 法的リスクを事前に説明する
そして何より、
「何をしないのか」を説明できる
これが最大の判断基準です。
まとめ|違法な工作を提案された時点で即アウト
- 別れさせ屋への依頼自体は違法ではない
- しかし、工作内容次第で依頼者も犯罪に巻き込まれる
- 違法性を軽視する業者は、依頼者を守らない
- 「出来る・出来ない」より「やらない事」を確認する
違法な提案をされた時点で、その業者は選択肢から外してください。
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