【相談内容】
旦那と別れて、不倫相手と一緒になりたい
不倫が旦那にばれずに、上手に離婚ができれば相談者が望む理想の形になるのではと思いますが、そう都合よく簡単にことが運ばないのが常です。
旦那には離婚したい旨を伝え、一応順調に離婚の方向に向かってはいたそうです。
勿論、自分が不倫している事は旦那に伏せての話です。
しかし、何故か不倫の事実を旦那に掴まれてしまったとの事。
つまり、有責配偶者となってしまい離婚ができなくなってしまったという事になります。
※有責配偶者とは?
離婚原因を作った事に責任のある配偶者をさす
典型的な有責配偶者「不倫」「DV」をした配偶者
日本においては「有責配偶者からの離婚請求は認めない」となっています。
不倫がばれる前の旦那さんは、『妻が幸せになるなら・・・』とすぐに受け入れ、離婚へと進んでいたわけですが、離婚したい理由が、『妻の不倫』ならば、話は違ってきます。
旦那さんの本心は、離婚を望んでいないんですから。
相談者の想いとは真逆の方向へとむかってしまいます。
離婚ではなく、夫婦関係の再構築という方向へと舵を切ることとなり、相談者の女性も、有責配偶者となった今、どうする事もできず致し方なく夫婦生活を継続する形となったわけです。
旦那さんの言動は、一旦離婚を受け入れた状況の時とは違い、不倫の話になった場合、数時間一方的に詰められるといいます。
離婚の方向へ向かっていたのに、離婚は出来ず、不倫相手にも会えず、辛い苦しい毎日を過ごす事になろうとは・・・。
しかし、話を伺うと、相談者は今も不倫相手と繋がっており、毎日会話をしているとの事。
不倫相手といまだに繋がっているとは・・・随分リスキーな事を続けているなとは感じますが、相談者の意向としてはやはり離婚を望んでいるようです。
なお、相談者の理想系は、”親権もとれるうように有利な形で離婚したい”なんです。
離婚だけではなく、親権をも取られないようにしたいという事ですから、ハードルが高い案件なのは容易に想像できます。
ただ離婚だけをしたい。あくまで、有責配偶者ではない形であれば、別れさせ工作で旦那さんへのアプローチで離婚に向けての誘導は可能だとは思うのです。
ハードルが高い案件は沢山抱えておりますので、今回、相談者同様に旦那側に有責となる理由を作れば立場は対等になりますし、調停や裁判となれば女性側の方が親権については強いので工作の誘導で成功に導けるのではないかと考えております。