ストーカー扱いで元彼に警察へ通報され、復縁する事が難しくなったからと、その元復縁したい相手に対して逆にストーカーの訴えを出すという暴挙に出てしまう女性がいました。
いやはや、開いた口が塞がらないとはこの事なのでしょうか。
■復縁相談者■
30代 女性 Mさん 関西在住 復縁
3月に彼氏と別れ
彼氏に対しストーカー行為
通報され警察が介入
お互い誓約書にサインしての別れ
彼の態度で別れたいんでは?という雰囲気を感じていたが、直接的に話はされずLINEや電話も無視されることが続いた
何故無視するのか?理由を話してほしい、無視は辛い悲しいと半年以上言い続け約束をしてきたはず
なのに彼の無視は続いた。
・約束を守らない事への怒り
・無視されている辛さと悲しみ
・別れ話をされるのでは?という不安
無視され続け、音信不通からパニックになり、彼の家に行く。
彼はインターホン越しのMさんに反応しLINEをしてくる
彼からのLINEの内容⇒「別れたいし気持ち悪いから帰ってくれ」
対面ではなくLINEで別れ話約束を破ったことへの謝罪なしの不誠実な対応に彼に対してへの怒り恨みを抱き、彼の思い通りには絶対にさせないとの考えに至る
彼の家を離れず居座り続け、彼からストーカーとして通報される
警察署でお互い誓約書にサインをして別れる
警察官から彼に口頭注意
相手はまだ未練がある状態の為、期待させるような言動は今後一切とらない事⇒彼氏了承
警察介入から2日後、交際中にスケジュール共有アプリを利用していたメモ欄に心情を綴ることは連絡には含まれないはずだから誓約書の内容には抵触しないだろうと考え、最後に『あんな別れ方になって後悔してる。まだ気持ちがある』という内容の心情を綴る。
※メモ欄に元彼から心情を綴る返信あり
・別れる原因になった嫌いな所
・幸せにできなかった事の後悔
・お互いが成長し結ばれたら嬉しいと考えてしまう
・今後連絡する事は一切ない』
・さようなら
普通の感覚の人ならば、ストーカーとして警察で誓約書を書かされたうえ、彼から『今後連絡する事は一切ない、さようなら』と伝えられているわけですから、彼の気持ちを受け入れようとするのではないでしょうか?
人を思い遣る普通の人と身勝手なストーカーをしてしまう人の感覚がこの部分で大きく乖離している事がわかる事になります。
なんとMさんが彼の言った
『お互いが成長してまた結ばれたら嬉しいと考えてしまう』に自分の都合の良い解釈で敏感に反応してしまうんです。
元彼は、Mさんをこれ以上傷つけまいと思い最後に優しい言葉をかけて言っているのか?あるいは、もうこの女と関らずに済むと思って安心して言ったのか?は本人に確認したわけではないので判断出来ませんが、Mさんはこの言葉で、別れの原因がはっきりと分かった事で『私自身が改善すれば”復縁できるのではないか?』復縁に意識が芽生えてしまう事になるんです。
警察沙汰になった事で冷却期間を設け、その間自分磨きに励む事になり、変化が彼に伝わらないと意味がないと考え、その様子を全てpass付きのブログに記録する(passは彼のみが知る)
※彼からブログにアクセス有り
・約2ヶ月間、彼から毎日アクセスあり
・過去の記事を読み返していたことも判明
・元彼への未練が感じられる記事を投稿
・4月からは自分磨きの様子を投稿
元彼のブログを確認している事で、Mさんは『このまま投稿を続けて変化を見せたら本当に復縁できるかも?」と考える
5月下旬Mさんは、ブログを読まれているし少なくとも拒絶される事はないだろうと高を括って「荷物を返したいから会いたい」との内容で元彼に連絡をする
元彼の一言
「気持ち悪いし怖いから絶対に会いたくない。着払いで送ってくれ」との返答
まさか!?元彼の一言は衝撃だったんでしょうね…
毎日ブログを見て少しは自分の事を気にかけていると勘違いしたわけですから。
ここでMさんは元彼に怒りを抱く事になります。
元彼の言動は矛盾している、警察で注意された様に「期待させるような言動は一切とらないように」と言われたのでは?
Mさん⇒何故毎日ブログを読んでるのか?
元彼 ⇒「特に理由はない。以上」
その後元彼からLINEをブロックされる。
Mさん⇒復縁はないと確信
ここでMさんに変なスイッチが入ります。
・毎日彼からのアクセスがあると期待してしまう事
・気持ちを断ち切ることができない事
・彼は優柔不断で依存体質な性格
・恐らく今後もブログを見続けるであろう事
・私自身が辛い事
・再度ストーカー事案になるような関係が続くであろう事
この事からもう一度警察に介入してもらい、警察の協力の元2人を引き離す?事がベストだという結論に至る。(自分で諦める事が出来ない為引き離すではなく離してもらう)
ダラダラ危ない関係を続けていてもデメリットしかなく、復縁の可能性はないに近いしもう終わりにしないといけないんだと考える。
※Mさんは警察に「彼に毎日ブログを見られている」と連絡し伝える
警察から元彼に口頭での注意が入る
最後に読まれない事を前提として、彼に宛てた記事を最後に投稿。
警察からの注意が入ったにも拘らず、彼は再度ブログにアクセスし記事を読む
Mさん、再度警察に通報
注意を無視した為、元彼は警察署に呼び出し警告書にサインさせられる
その後、元彼からのブログへのアクセスはなくなる
荷物も着払いで送付し、元彼との繋がりは完全に切れる
”2人を引き離すこと?” ではなく、Mさん自身が身を引けば何の問題もないはずなんですが、未練たっぷりの為、元彼の気を引き様子を伺い、自分の様子も知ってもらいたい、と必死になったが、元彼にあてたブログでそのブログを見た元彼の発言で復縁の可能性がないとわかるや否や元彼を警察に通報する…。
ありえません…。
気持ちを断ち切ることができないのは自分自身のはずなのに、辛い思いを回避する為に警察を使って元彼に制裁を与えているようなものです。
なんて自分勝手な人なのでしょう。元彼はとばっちりを受けたようなものですからね、彼との復縁など夢のまた夢です。