通常、暴力を受けているDV被害者は身を隠したり保護してもらったりして加害者とは接触しないようにするはずなのですが、DV被害を受け被害届けを警察に出した後、示談したからと言って、加害者に対して復縁を求める事はあまり聞いた事はありません。
こんなケースは稀だと言ってもいいのではないでしょうか。
別れに至るまでの経緯は下記の通りです。
関東在住 Mさん 20代 女性
元彼とは1年半同棲を経て別れる結果に。
約1ヶ月経過中で現在元彼とは不可能な状況である
【別れの原因】
元彼のDV元彼の蹴りが目に入り大怪我
入院
警察に被害届け
元彼弁護士介入
弁護士介入後、数百万で示談が成立
どんな事があったとしても、女性を殴るような男は最低ですよね。
しかし、ここからが相談者の行動に?がつくんです。
このような経緯で加害者とは和解で示談となりましたが、普通、怪我を負わされ、被害者、加害者という関係になったのにも関わらず、示談後、元彼である加害者の男とは、普通にLINEや電話で会話をしたりしているという事なんです。
話を伺うと、被害者である相談者から、元彼に対して会って欲しいと懇願しているというんです。
何故?と思うのは私だけではないはずです。
『会って欲しい』と思うこと自体疑問でしかないのに”よりを戻したい””復縁したい”というから驚きでしかありません。
相談者は「実は元カレの職場に行って見つかってしまったんです。元彼の職場は家から30分はかかるので私が職場の近辺にいる事自体おかしな話ではあるんですよね。家にも何度か行って待ち伏せした事もあります。職場でみつかったことで、元彼から警察に通報すると言われました」
なんと、DVで別れたはずの元カレから、『ストーカーで訴える!!』と言われているというではありませんか!!
今度は、被害者から加害者へと立場が変わってしまいます。
そもそも、警察沙汰に訴えた相手であって、暴力男との復縁を考える事に少し問題あると思いますが・・・。
何ともおかしな話になってきてはいませんか?