復縁したい相手(付き合った事実はなくあくまで片想い)
復縁したい相手の情報
・住んでいる場所もわからない
・職場もわからない
・そもそも仕事しているかも不明
・顔写真と車の写真はあり
手がかりといえば、依頼者から提供されたとある住宅街とコインパーキング、車の写真のみ。
しかも、6ヶ月前の写真。
幸いと言っていいのかわかりませんが、この住宅街とパーキングの
写真の最寄の駅がわかっていたという事だけです。
手がかりはこれだけ。
最寄の駅がわかったとしても、範囲が広域すぎて判明させるのはと
ても困難である事は容易に想像できます。
依頼者の方って、調査の大変さがわからない人が少なくないんですね。
『探偵だから調べられるでしょ?』
『探偵だから判明させるでしょ?』
『お金払っているんだし、私はお客だからお客の要望に応えるのは当
然でしょ?』「まだみつからないんでしょうか?」
「そんなに難しいですか?」
「どうにか見つけてください!」
と、依頼者の方は勝手な事をいいます。
勿論調査員は尽力しています。
『少ない手がかりですから時間はかかりますよ』と、契約当初に伝えて
いて、本人もしっかり理解したうえで依頼されたんですが、自分の想い
が押さえきれないんでしょうね・・・。
身勝手な発言を繰り返す始末です。
※参考記事:自分の事しか考える事が出来ないと、人って離れていくんですよ
地味な作業になりますが写真と照らし合わせながら現場をくまなく
探します。
写真の建物といっても、対象者が住んでいる建物ではなく、対象者が歩いている所に写りこんでいた場所でしかないんです。
パーキングについても、あくまで対象者が停車した事がある駐車場でしかありませんから、その駐車場からどこに行ったかを調べないといけません。
弊社の調査は優秀です。
チームを組んでの大掛かりで地道な作業となりますが、写真の建物
、駐車場を判明させたわけです。
駐車場と歩いていた建物が判明できたわけですから、次は張り込みで、本人特定や住居特定となるんですが、この駐車場に本人が現れるかはわかりません。
何せ半年も前の情報ですからね。
弊社の極秘調査や数週間の地道な調査の結果、対象の特定と住居特定に至りました。
それだけではなく、彼女との同棲発覚です。
これだけでも弊社の調査能力は半端がないなと感じたものです。
情報という情報もなく、対象の情報を得る事ができたわけです。
この依頼者の方は自分が大好きなのか他人の事を考える事ができないのか、一喜一憂します。
「この女気持ち悪いですね、彼はこの女に騙されてるんじゃないですか?」
その他、対象が家から出てこない事にも「おかしくないですか?」と。
「出てこないなんてありえないですよね?」
「ちゃんと調査されているんでしょうか?」
「お金は払っているんですからきちんと調査して下さい」
連日張り込みしてても出てこないんですから、この段階ではどうにもなりませんよね?
出てくるまで粘り強く張り込みするしかありません。
独身だと思っていた対象に女がいた事に苛立っているのかわかりませんが担当者に鬱憤をぶつける始末です。
リアルタイムで調査報告も行っているのに、なんて自分勝手な依頼者なんだろうと思うのは私だけではないと思います。
こういう人がいわゆる ”クレーマー” って言われる人です。
自分の思いどおりに事が運ばない、自分の思い描いたストーリーとは乖離していたからといって相手を責めるのはお門違いだという事を理解いただきたいものですね。
自分自身を見直さないことにはこの先の恋愛すら成就することはないでしょうね。