「彼女を殴った事は記憶にないんです。」
彼女を殴った相談者は、司法試験を受けるために勉強を頑張っている男性です。
彼女と付き合って数ヶ月経過した頃に、精神的に支障をきたしていたとの事で、病院に行って下された診断は『鬱病』。
通常であれば『鬱病』と診断されたわけですから、治療に専念しなければなりませんが、相談者は治療をせず放置していたといいます。
鬱病の診断を受けて1ヶ月後”事件”が発生します。
治療をしなかった為に起こった問題です。
男として一番やってはいけない行為です。
彼女を殴ってしまったんですね・・・。
女性に暴力を振るう男の気持ちが理解できません
しかし、相談者は殴った事を全く憶えてないと。
殴られた彼女とすればたまったものではありませんよね?
いくら交際相手だったとしても殴られたんですからこの段階で別れを選択するものなのです。
相談者も、記憶にないとしても殴った事実は変わらないわけですから許される事ではないと、真摯にこの事実を認め、彼女に対し別れを切り出します。
「病気がよくなるまで別れよう」
彼女からの返答は「一緒に治療を頑張っていこう」です。
なんて健気な彼女なのでしょう。
鬱病の治療ってそんな簡単なものではないはずなんですね。
しかも殴られたんですよ!?
それなのに、一緒に治療を頑張ろうって言える彼女の想いに”あっぱれ”をあげたいくらいです。
相談者も、彼女の想いに応えるべく本気で治療を開始します。
しかし約2ヶ月経過した頃、またまた事件が起きてしまいます。
治療始めはキチンと処方された薬を飲んで精神状況を落ち着かせていたのですが、薬を飲まなくなって再度彼女に手を上げてしまったんです。
男はここでも「記憶にない」といいます。
彼女にも両親がいます。
自分の娘が暴力振るわれた事を黙っているはずがありませんよね?
警察に通報
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事情聴取
娘に手をあげた男を両親は許さないとなったのですが、彼女の方は示談に応じるわけです。
彼女はどこまでお人よしなのでしょう。
別れる結果となるわけですが、当然です。
彼女としては別れられて良かったと思うのですが、これで終わらないのが彼女に暴力を振るって記憶にないと言う男なんです。
別れた彼女の家に行き、インターホンを鳴らし続け鍵をあけさせ勝手に家に上がり込むというクレイジーな行動にでてしうんです。
インターホン鳴らし続けられた彼女の方も近所の目もあるでしょうし、致し方なくドアを開けてしまったのは容易に想像できますよね?
再度通報され警察に連行
この状況で、『復縁したい』って言われても弊社では協力できるはずもありませんので、丁重にお断りを致しました。
事件にまで発展する行動をとっておいて、「記憶にありません」で通用しませんよ。