実働回数契約の別れさせ屋(復縁屋)の多くは、実働一回で使用する調査員や工作員は一人の会社が少なくありません。一人で実働するので、写真を撮影する時は写真撮影をする人物を追加すると、実働一回を消費します。調査員や工作員が工作依頼中に一人では足りない…となれば、「一稼働消費しますけど人増やしますね」という話しを持ちかけられ、何も別れさせ屋(復縁屋)業界の事を知らない依頼者さんにしてみれば、人を増やさないと成功しないなら…と、提案された事に二つ返事で「お願いします」と答えてしまいます。
探偵の依頼は基本はツーマンセル(二人一組)が基本です。
調査員も工作員も一人って…
調査員が一人で実働する時を想像して下さい。対象者が徒歩で移動している時に、調査員が一人だとずっと同じ人物が対象者を尾行していきます。単純に考えて頂くとバレ易いというのは、何も知らない依頼者さんであっても想像出来る事だと思います。対象者が予期せぬ動きをすれば、その動きに合わせて調査をしなければならないので、一人で調査をしていて失尾(対象者を見失う事)し易い事は誰でも想像出来る事になります。
工作員が一人で実働する時も想像して下さい。対象者と工作員が接触して対象者に工作を仕掛ける時に、工作員が一人で進められるケースと進められないケースがあります。対象者が一人でいるなら工作員が一人でも問題ありませんが、対象者がカップルで常に行動する場合、工作員もカップルを装った方が成功率は高くなるのですから、最初から工作員は一人として実働していけば、様々な状況に対応出来ません。
写真撮影はどうやってするの?
対象者を尾行中に、調査員は交互にタイミングを見て写真を撮影します。対象者から見られて尾行がバレない様に撮影するのは当然ですが、周囲の目も気にして写真を撮影しなければ、周囲の人たちから不信感を持たれてしまい、絡まれてしまい調査の続行が不可能になるケースも考えられます。
写真撮影をする時は、対象者だけではなく周りも確認して写真撮影をしなければなりませんが、調査員が一人で尾行をしていれば、写真撮影も調査員が行わなければならず、写真撮影も調査員が行えば調査員の不審な動きや駅などでの写真撮影は盗撮をしていると見做されて鉄道警察隊に目を付けられてしまう可能性もあります。
目立つ動きを控えるのが調査員なのに、一人で尾行するという事は、写真撮影も一人でしなければならないので、不審な動きでトラブルを招いてしまい、対象者を失尾し易くなります。
人数が一人なのに実働一回で幾らなの?
実働回数契約を結ぶ別れさせ屋(復縁屋)に対してのセカンドオピニオンを頂く機会はとても増えて来たのですが、実働一回で数万円~数十万円を請求する会社しかありません。例えば、8回稼働のパック料金で契約を結ぶ別れさせ屋(復縁屋)がありますが、実働一回で数万円~数十万円が掛かり、8回の実働分の着手金を支払うのですが、これってよく考えて頂くと分かる事ですが、一人で8回の実働という事は、延べ人数を8人使って数十円~数百万円の料金が掛かるとなります。
単純に高くないですか?
専門的な技術があるなら仕方ない…と考えるかもしれませんが、実働回数契約の会社はアルバイトを採用して別れさせ工作や復縁工作を進めていきます。実働一回でアルバイトを使って進める会社の利益ってどれだけなんだろう?とセカンドオピニオンで話しをお伺いしていると、とても悪質だな…と気付きます。

二人一組でも失敗する事もあるのに…
ツーマンセル(二人一組)で実働していても失尾する事も正直あります。対象者の動きを全て予測する事は出来ないので、対象者がタクシーなどに突然乗り込んだ時は失尾する事もあります。対象者がタクシーに乗り込む時を想像して頂きたいのですが、尾行は真横を歩いてするのではなく、距離を置いて尾行するのですから、タクシー待ちしている対象者をタクシーで尾行する時に、調査員は対象者の数人後ろに並ばなければなりません。
対象者の数人後ろを調査員が並んでいる場合、それは確実に対象者を失尾します。ツーマンセルで尾行している場合、対象者の数人後ろに調査員は並びますが、もう一人の調査員は別の場所でタクシーを拾える場所を急いで探し、対象者を失尾せずに済む場合もあります。
二人一組だから対象者を失尾する可能性を下げる事にも繋がりますが、調査員一人で実働する場合、対象者がタクシーに乗り込む事が分かった時点で失敗が確定します。探偵がツーマンセルで調査を行うのは、失敗する確率を少しでも下げる為でもあり、失敗する確率を下げる事を考えていれば、調査員を一人で実働させるご提案をする探偵会社はほぼありません。
一人で実働させる方法を提案する会社は…
回数契約の別れさせ屋(復縁屋)に多いのですが、一人で実働させる方法を提案する会社は、失敗する確率を減らそうとする意志がある会社となるでしょうか?別れさせ屋(復縁屋)の依頼者様は成功させる為に工作依頼をする訳で、別れさせ屋(復縁屋)は工作依頼を成功させる為に依頼を請け負う訳です。
工作依頼を成功させる為に依頼を請け負うなら、失敗する確率を少しでも下げようとするのは当然だと思いませんか?失敗する確率を少しでも下げたいはずの別れさせ屋(復縁屋)が提案する方法が、依頼者さんのお財布事情で失敗する確率を下げられない…なんて、そんな事ってあるんでしょうか?
工作依頼を成功させる為に依頼者さんに協力するのは企業努力をしなければなりません。企業努力をして少しでも成功率を上げよう!!と協力してくれるから、依頼者さんも安心して依頼出来る!!とならなければおかしいのです。一人で調査員や工作員を実働させる別れさせ屋(復縁屋)は、そういった成功率を上げようとする為の協力をしてくれる会社なのか?を考えて頂くと、弊社にセカンドオピニオンでご相談頂くケースが減るはずです。
が、全く減らないどころか増えています。