「私、リスカをしているんですけど、この前首も切りました!」
弊社に女性から相談電話がかかってきたのですが、突然「リストカットしています!!」という危険な話を切りだしてきました。
弊社の相談内容で”リストカットをした事あります”という方の相談がないわけではありません。
何故リストカットせざる終えない状況になってしまったのか?
話を伺ってみると同棲中の彼が浮気を繰り返していて、浮気はやめて欲しいと訴えてはいるのですが、その度に彼氏は『もう浮気はしないから』と言うのですが、口先だけで全く浮気をやめてくれないとの事でリストカットに至ったという事です。
彼がとっかえひっかえ色んな女と浮気を繰り返す度に相談者はリストカットを繰り返すという。
「この前も首を切りました!」と冒頭で言っていましたが、何故首を?と思うかもしれませんが、相談者の女性の話を聞いて度肝を抜かれました。
あんたの浮気が原因なんですよ!!あんたが彼女をサポートしなければならない立場なんですよ!!
あえて彼の事は『あんた』と呼ばせていただきました。
本気で首を切れと言っているのか?
はたまた、どうせ自殺なんてする勇気ないだろうと安易に捉えているからなのか?は不明ですが、信じられない一言です。
確かに、リストカットする人は、自分の辛い気持ちに気付いて欲しいというメッセージ、あるいは自分自身で抱え込んでしまい自分で解決しようとする結果、このような自傷行為に及ぶんですが、まともな人であれば、まずは自分の浮気が原因なのですから、浮気をやめて振る舞いを反省し、彼女が自傷行為に及ばないようにしっかりサポートしてあげるべきではないんでしょうか?
弊社は探偵ですから、浮気についての調査等のサポートは可能ですが、心療内科や精神科ではありませんので、身体症状などの治療や心のケアをする事はできません。
ですから相談者の話を聞いてあげる事しかできないのですが、相談者がここで衝撃的な発言をしました。
「彼は精神科で働いている人です」
絶句です…。
心の問題を抱え苦しんでいる人に対し寄り添ってサポートしなければならない職業に従事している人ですか!?
彼女がいるのに自分が浮気を繰り返し、浮気をやめてほしいを彼女が自傷行為に及ぶほど辛い想いを訴えているにもかかわらず、意に介さず「首を切れば死ねる」と言い放つ男ですよ。
「相談者は別れた方がいいんですかね?」との質問をしてきましたから、問答無用で『そんな男とは別れた方が賢明ですよ』と申し上げたのは言うまでもありません。