復縁に纏わる殺人事件です。
復縁が出来ず自分の想いが叶わないからと、復縁したい相手を殺めてしまうとは・・・。
復縁を望んだにも関わらずその想いが叶わないとわかったら、好きな想いが次第に憎悪へと変化し、最終的に殺してしまうという凄惨な事件が起こりました。
兵庫県尼崎市のマンション駐輪場で、住人の医療系事務員森本彩加さん(28)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された元夫の会社員森本恭平容疑者(33)=同県西宮市=が、県警の調べに「復縁を望んだがかなわず、次第に憎しみに変わっていった」と供述していることが20日、捜査関係者への取材で分かった。尼崎南署捜査本部は、復縁をめぐるトラブルが事件につながったとみて、詳しい動機を調べる。
元夫、待ち伏せ襲ったか 尼崎28歳女性刺殺
同容疑者宅から押収した包丁に付着していた血液のDNA型が、彩加さんのものと一致したことも判明。彩加さんは背中などに10カ所以上の刺し傷や切り傷があり、捜査本部は凶器と特定した。
捜査関係者によると、森本容疑者は彩加さんと約5年前に結婚。現場マンションとは別の尼崎市内の住居で暮らしていたが、今年6月に離婚した。県警にトラブルの相談は寄せられていないという。
事件は15日夜に発生。森本容疑者は自転車で帰宅する彩加さんを待ち伏せしたとみられ、マンションの防犯カメラには、彩加さんの帰宅直前に同容疑者とみられる男が駐輪場に出入りし、事件後に1人で立ち去る様子が映っていた。同容疑者は16日に逮捕され、「殺すつもりで刺した」と容疑を認めていた。引用:朝日新聞DIGITAL
森本容疑者は元夫という事ですから、相手の女性とは離婚が成立していて、今は全くの他人となるわけです。
離婚に至った理由と、復縁をめぐるトラブルとは何だったんでしょう?
何故、殺人事件に発展する結果となったんでしょうか?
このニュースを見ている限り、『復縁』を求めていたが復縁が叶わなかった為に元妻を殺してしまったとなります。
待ち伏せまでして背中などに10カ所以上の刺し傷を負わせていたわけですから、森本恭平容疑者は相当な憎悪を元妻に抱いたという事になります。
復縁を望んでいたとの事ですが、復縁は自分の想いだけではどうにもならない事は、周知の事実のはずです。
自分が好きだからと言って、相手に復縁する気持がなければ、成立はしません。
離婚の理由はわかりませんが、2人の関係は一度破綻したわけなんです。
破綻した理由が何だったのか?
お互いいがみ合って離婚に至ったのか?
仕方なく離婚しなければならなかったのか?
理由や復縁活動のやり方によっては、関係修復だって可能だったのかもしれません。
ただただ、『もう一度復縁してくれ』と懇願したところで相手の気持ちが変わるはずがありません。
もしかすると、元嫁ももう次の恋をしていた可能性だって否定はできませんし。
この事件の詳細はまだ明らかになっておりませんが、森本恭平容疑者の供述が事実ならば、森本恭平容疑者が元嫁との復縁を望んではいたが、元嫁は復縁を拒んではいなかったはずです。
復縁を拒まれた森本恭平容疑者は、元妻への愛情から憎しみに変わって元嫁の人生を奪う結果となったわけです。
弊社では、離婚後でも復縁されている人は沢山みてきています。
復縁できないから、相手を殺す・・・信じられません。
どんな理由があったのかわかりませんが、森本容疑者が一人で考え込んでおらず、誰か相談できる相手がいたのであれば、また違った形で元嫁と接点をもてたのかもしれませんが・・・残念な事件です。