復縁する事だけに執着し焦ってしまい、冷静に判断が出来なくなっている人がいます。
具体的に申し上げるならば、復縁したい相手と会いたい、連絡を取れるようになりたい、恋人ができてしまう前に等という事しか考えられなくなってしまっている人です。
連絡を取れるようになりたいというのは、復縁したい相手とは連絡さえ出来ない、つまりは連絡をブロックされていたり、居住先も分からなかったりと、復縁したい相手からは完全に嫌われている状況と考えて差し支えありません。
住居がわからなければ調査する事で判明させる事は可能になりますから、住所がわかれば復縁したい相手と会う事は可能になります。
連絡先についても、ブロックや着信拒否されている場合においても、その状況を打開し解除してもらえるように出来れば、連絡を取ることも可能にはなるんです。
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ですが、連絡する事も、会う事も拒否されるに至った人が、復縁したい相手に会えたからといって、復縁に近づいたのでしょか？
全く違いますよね？
凡その予測は出来ますが、ストーカー扱いされてしまう可能性だって十分考えられるわけです。
そもそも、同棲、結婚の約束までしていた相手にも関わらず、ここまで嫌われるって何があったんでしょうか？
理由を伺うと、相談者も自覚はしているようでしたが、「私がもう少し、彼の事を理解してあげていれば、こんな事にならなかったと思います。自分の性格にも問題があった、あとは私が考え方を変えれば彼も受け入れてくれるのではないか」と自己分析した結果だそうです。
ただし、彼の方にも問題があって女好きの遊び人で、浮気する事を悪びれていなかったとの事で、さすがに浮気を受け入れるわけにはいきませんから、浮気について怒るのは当然の感情だとは思うんです。
相談者が彼を理解してあげれなかったというのは疑問が残るのですが…。
浮気を見てみぬフリをし我慢を強いられた関係を続けていてもいずれにしても別れるという結果になったのかもしれません。
詳細を伺うと、今回別れを告げられた理由が、他に彼女が出来たという事が発端です。
ここまではよくある恋愛話ではありますけど、別れてからの相談者が取ってしまった行動に大きな問題があるんです。
浮気され彼女を作られ同棲を解消されたうえ振られたとなれば、相談者としても怒りが収まらないことは容易に想像はできますが、同棲解消後、合鍵を使い勝手に元彼の家に侵入し、相談者が家に入った事がわかるようにしたり、新しい彼女に相談者自身の存在をしらしめるような細工をしたりとやりたい放題です。
『私がもう少し、彼の事を理解してあげていれば、こんな事にならなかったと思います』
この自己分析は何だったんですか？
全く見当違いも甚だしいのでは？
そもそも、”不法侵入は犯罪”である認識はあるんでしょうか？
彼が、”相談者と関わりを絶つ決断する理由”として十分です。
相談者がとった行動じゃ、怒りを通り越して、彼に対し復讐心が芽生えて取った行動としか思えませんが、狂気的な行動をとった事で彼と疎遠になってしまった事を相談者自身は真摯に捉えていないことに大きな問題があります。
『焦ってしまって冷静な判断がつかなくなってしまった』では片付けられない大問題です。
ただでさえ復縁が困難な状況なのに、ここまで復縁したい相手に嫌われたならば、復縁出来るどころか復縁したい相手なのに関わる事すら不可能です。
この相談者は、本気で復縁を望むのであれば、”冷静な判断”が出来る時間や環境づくり、自己改善が必須のようですね。
