交際に辿りつくまで一生懸命に相手への気遣い、さりげない優しさのアピール等々、付き合う為に全力で相手との関係を構築していきます。
好きで付き合いたいわけですから、当然相手が嫌がる様な事は回避する言動をとるわけです。
相手が好きな事は自分が興味ない事でも受け入れてあげて一緒に共有しようとします。
本当は物凄く嫉妬深いが、それも我慢して表面に出さないように心掛けます。
しかし、メッキは必ずと言って剥がれます。何せ”メッキ”なんですからね。
ただ、付き合い当初はいいのでしょうが、付き合いが長くなっていくと少なからず徐々にですがお互いに不満が出てくるものなのですね。
※参考記事:コミュニケーションが取れていると勘違いしていたから振られたんです。
【Wさん(彼女30代)からの復縁相談】
※現在、別れる、別れないの話し合い中との事
彼との交際期間⇒4年
相談者 Wは『インドア派』『虫嫌い』の為、彼の趣味には一切賛同ができないのだという。
それと彼は『世界で一番偉い』と考えている頑固タイプで、昔の彼女の自慢をされた事もり
《彼の趣味》
・ラグビー
・山登り
・貧困の国を巡る
案外自分にない物を持っている人に人は惹かれるともいいますけど、彼の趣味ってアクティブそのものですからね。
Wさんとは相反する性格の人なんでしょう。
相談者Wさんは、社交的ではなくどちらかと言うと内向的な人なんでしょうけど、彼の趣味等も総合的に受け入れた上で交際したのではなかったんでしょうかね?
交際していればどんな趣味を持っているのかくらいはわかっているはずですから、3年半経過した今言われても?って思うのですよね。
相談者の方を責めているわけではないんですよ。
同じ趣味や共有できる部分があればお互いの関係性はもっと違ったものになったんでしょうけど、まるっきり彼の趣味を含め性格などを受け入れられないとなれば、付き合っていてもおもしろいわけないと思うんですね。
ただ本当にそれだけですか?
弊社に相談してくる人に共通することではあるんですが、自分の事はさておいて相手の悪い部分だけを伝えてくる方が多いんです。
『関係を修復したい』『復縁したい』と考えて相談をしてくるのであれば、まずは自分自身の振る舞いだったり言動等に原因がなかったのか?まずはそこから振り返るべきでは?と思うんですよね。
話しを続けていくと、彼の言動も相談者に対しての配慮が足らなかったりして少なからず問題があるのかもしれませんが、やはり相談者の言動や考え方にも問題がある事がわかるわけです。
※参考記事:感情のコントロールが出来ずヒステリックになって関係悪化
彼から”昔の彼女の自慢をされた事”に対して、相談者が発した台詞が『クソ女!』と罵る。元カノの自慢をする彼も悪いですが、対抗してクソ女と罵る相談者も相談者です。
ドン引きしたのが、『彼を地元のやくざに殺してもらおうかと思った』という発言です。その理由が”私の嫉妬”とのことで、理由がなんであれそのような発想に至るじたい問題ありではないかなと感じます。
4年の交際ですから、これだけの理由ではないのでしょうが、よく4年も交際できたものです。
弊社に相談した日に彼から来た最後のLINEが
「すぐに感情的になる、趣味を理解しようとしない君とは別れる」
です。
お互い様といいますか、2人が共感しあい認め合える関係性とは到底思えません。
※参考記事:復縁が叶わず、次第に憎しみに変わっていった殺人事件